見沼代用水のこと


さいたま市の東部には見沼たんぼというのがあります。ここは自然保護のため、開発が規制されています。そのため、今も広大な面積の緑地が残っていて私たちを楽しませてくれています。この緑地の東西の端に人口の水路が流れています。これが見沼代用水です。

西の端を流れるのを見沼代用水西縁といい、大宮公園の近くや、東浦和駅の近くを通って笹目川にそそいでいます。東の端を流れるのを見沼代用水東縁といい、白鷺公園のそば、サッカーのワールドカップ予選で沸いたさいたまスタジアム2002からも遠くないところを流れ、川口自然公園などをめぐって足立区あたりで自然消滅しているようです。(が私には未だ確認できません)

この2つの水路は水田が減ったとはいえ今も現役の灌漑用水です。2つの水路といいましたけど、元々は1つです。水源は利根川で下中条村(現行田市)というところで取水しています。瓦葺(現上尾市)というところで2つに分かれます。

総延長60km余のこの用水をわずか半年で開削したのが井澤弥惣兵衛という人です。

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見沼代用水の説明
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