日本三大曳山祭り


これは私masakoが見たまま聞いたままの見聞録(雑記帳)です。


秩父夜祭は秩父地方の 代表的お社 『 秩父神社 』の 冬季例大祭です。
序章 第2章 第3章 第4章 第5章 終章
町の様子 6台の笠鉾・屋台 囃子手 カメラは見た 動画 感想


秩父往還は武州熊谷宿で中仙道とわかれ、寄居宿、野上宿、大宮宿と次ぎ、荒川の流れに沿うように山を登ります。栃本の関所を過ぎ、やがて峻険な雁坂峠を越え甲州へ抜ける古道です。
その昔、ひとびとが古道を行き交う目的の1つは秩父三社(宝登山神社、秩父神社、三峰神社)の参詣です。 もう1つは絹(生糸)の運搬。また34の札所は江戸庶民の身近な霊場巡りでした。
信仰の地、秩父にはたくさんの神社仏閣があります。  その総社ともいうべき秩父神社は秩父郡大宮郷(現秩父市)の中心部、柞の杜 (ははそのもり)に鎮座します。

ドコドコドコドコ、ドコドンドコドン、・・・ 師走の2日、3日。どこからともなく聞こえてくる太鼓の音は澄んだ空気に溶け込みながら周りの山々にこだまして 街全体を包みます。
私は「 秩父屋台囃子」と呼ばれるこのリズムが大好きです。
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今日、平成16年12月3日 秩父夜祭 の大祭の日。 江戸時代から続くこのお祭りは秩父のひとびとの誇りであり、 一年の締めくくりでもあります。笠鉾・屋台の豪華さ、絢爛さは絹市が立ち、大勢のひとが集まって大いに繁栄したことが偲ばれます。国指定の重要有形民俗文化財というのも 当然だと頷けます。
今年も私の「お祭り見聞録 」のトリは 秩父夜祭 です。
今日は平日ですが運良くお休みが取れたので早朝から車を飛ばしてやってきました。浦和から約2時間のドライブです。
アクセスは関越道花園ICから140号線で約一時間、圏央道鶴ヶ島ICから飯能経由で約一時間半。
電車ですと熊谷から秩父鉄道急行で約50分、池袋から西武線特急で約一時間20分です。
近郷近在は元より首都圏からも人が押し寄せ、その数およそ22万という埼玉県屈指のお祭りです。
秩父市の全人口は6万人。秩父郡全域でも12万人です。その魅力が分かりますね。

まずは秩父の街の今日の様子からレポートします。
下の地図で笠鉾・屋台を所有する町内を色分けしました。同じ色の ●と ■はそれぞれの町会所と笠鉾収蔵庫、屋台庫の所在地を表しています。

かつて「
秩父往還」と呼ばれ、曳山のメインストリートとなる本町通り、中町通り、上町通りと、 秩父駅から大通りに通じる駅前通り、 笠鉾・屋台は通りませんが、 西武秩父駅から秩父神社への参道となる番場通りのにぎわいの様子はこちら

は中近  は下郷 □は宮地  は上町 は中町  は本町の各町会です。
●は町会所 ■は笠鉾・屋台の収蔵庫 ★は御旅所 ◆は「まつり会館」です。 赤アンダーラインの
ところも含め、クリックすると画像があります。
笠鉾・屋台を出していない町は花火打ち上げを主催しています。その町会はこちら
町会ごとの人口はこちら
知々夫彦 守ります町ぞ 皇子の宮の 御名に負うまちぞ 栄えしめなむ 秩父神社社報より
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