8月3日(日曜日)
今回は群馬県高崎市に山車祭りがあると聞いて行ってきました。 今年は涼しい夏が続いていましたが、この日はとても暑い日でした。夏祭りらしいといえますが暑くて何回もお店屋さんに入って涼んだりカキ氷を食べたりしてしのぎました。 うだるような夏が一挙にやってきた感じですね。体調には応えました。
高崎は浦和から北の方、少し西より。100km前後でしょうか。今回は一般道を通って3時間かけてのんびりと行きました。

高崎の山車は、享保二年(1717)頼政神社の祭典から記録に見え、それが明治二年(1869)ごろまで続いた。 その時は、飾り屋台と言われたもので、明治二年には24台あった。
明治維新により、頼政神社の祭りがすたれ、せまい屋台小路を通る必要もなく、それ以後、二段の櫓(やぐら)を組み迫りがつき、  梶取りのついた大型の山車がつくられたが、やがて市内に電車が走り、電線が張られると大型の山車は運行できなくなり、他町へ売られたりしてしまった。そして再び明治末、大正、昭和にかけ、数多く小型の山車がつくられていった。本町一丁目の例でみても、一台目が、明治五年(倉賀野町へ売却)、二台目が大正十年(田町へ売却)、三台目が今の山車で、昭和三年につくられた。 江戸期の飾り屋台を入れると少なくても四台以上の山車がつくられてきたことがわかる。現在まで290年の歴史を有することになる。
(当日いただいたパンフレットより)


ここの山車の特徴はかなり、小ぶりで前輪に梶が付いています。街も平坦なので見るからに簡単に操作できる感じです。山車の後ろには下の画像のような車両が付いています。飲み物などを載せているのでしょうか。↓

大太鼓は山車の外にはみ出すように取り付けてあります。山車に乗ってお囃子を演奏しているのは主に小学生のようです。山車によっては大人も乗っています。山車の横を歩きながら笛を吹いている大人の人もいました。屋根の上はに二人ほど人が乗っています。人形はほぼ人間と同じ大きさです。
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小型の上に梶付きなので方向転換は簡単にやってのけます

高崎城址。この櫓とお堀が残っています。中はもてなし広場になっています
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こちらはお神輿。私たちが見たのは2基だと思います。交差点の真ん中で降ろして一本締めをしています。


山車は全部で38台あるそうです。日本一の保有台数だそうです。平成12年の市制100周年の時は38台が勢ぞろいしたそうです。すごいですね。想像がつかないです。それ以外の年は輪番制で半分づつが出るそうです。今年は南地区、東地区の出場でした。石原下という町は4台あるようです。

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