ハアー 遥かかなたは 相馬の空かヨ
相馬家の始祖「平小次郎将門(たいらのこじろうまさかど)」は今をさかのぼることこと一千有余年の昔、相馬御厨(みくりや)の官職にあった頃、新しい軍事力として馬の活用を考え、下総国葛飾郡小金ケ原(現在の千葉県流山市付近)の牧に野馬を放牧し、関八州(北関東八ケ国)の兵を集め、野馬を敵兵に見立てて野馬を追い、馬を捕らえる軍事訓練として、また、捕らえた馬を神前に奉じ妙見の祭礼として行ったのに始ったと言われる。 その後、元亨3年(1323年)、相馬氏はそれ迄不在にしていた奥州、行方郡(現在の原町市)に移り住んでからも、代々の相馬藩主が、明治維新までこの行事を連綿と続けたのであります。 パンフレット原文のまま |